藤江氏魚楽園
川崎町荒平藤江氏の奥座敷の庭を魚楽園という。
雪舟が九州のこの地を遍歴した際に、この地に足を留めて作った古庭園である。
天然の山を利用した名園である。魚楽園の名称は、詩経の中の大雅篇中より、『魚楽しければ人また楽し、人楽しければ魚又楽し』という文から名付けられたという。自然の中にとけこむ尊さを教えたものである。1955年県指定。1978年国の名勝庭園指定
魚楽園入口案内看板より
雪舟47歳にの時に、明に渡り、勉学に励み博多に帰国。その時日本は応仁の乱の戦の中にありました。自然を愛する雪舟は荒れ果てていく戦乱を避けたのか、明に渡るときに世話になった人たちに挨拶する前にこの地にしばし留まったのかは定かではありませんが、この地に4〜5年程滞在したそうです。
福岡県田川郡川崎町安真木6388
|