唐泊地域漁村センター前に六つの万葉歌碑があります
・大君の遠の朝廷と思へれど日長くしあれば恋ひにけるかも 大使阿倍継麻呂 巻15・3668
・旅にあれど夜は火燈し居るわれを闇にや妹が恋しつつあるらむ 大判官壬生使主宇太麻呂 巻15・3669
・韓亭 能許の浦波 立たぬ日は あれども家に 恋ひぬ日はなし 巻15−3670
・ぬばたまの夜渡る月にあらませば家なる妹に逢ひて来ましを 不詳 巻15・3671
・ひさかたの月は照りたり暇なく海人の漁りは燈し合へり見ゆ 不詳 巻15・3672
・風吹けば沖つ白波恐みと能許の亭に数た夜ぞ寝る 不詳 巻15・3673 |