曲淵五重石塔




室町時代の建立と推定される石塔で、市内でも数少ないものです。
下から 基礎、塔身、屋根のように見える笠石を五段重ね、その上には輪状の石と宝珠 を組み合わせた相輪と呼ばれる石を乗せています。塔身には仏像が浮き彫り されていますが、風化が進んでいます。石材は砂岩を用いています。
伝承ではこの地で亡くなった肥後国の小国孫右衛門の供養のために孫娘が この塔を建て、お経を納めたといわれています。
尚、曲渕小学校前の畑に在ったものを、1957(昭和32)年に現在地に移 したそうです。
福岡県文化財

福岡市早良区大字曲渕713−1(曲渕小学校内)
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曲淵五重石塔


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曲淵小学校敷地内に在ります


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道路を挟んだ向かいに在ったそうです


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仏像が彫ってあるそうですがよく分かりません


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曲淵小学校


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曲淵小学校の裏には八丁川が流れています


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八丁川は曲渕水源池へと注いでいます


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児童達が作った『よい子の農園』が川向こうにあります






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