正平廿一年銘梵字板碑




板碑とは供養のために建てられた石塔婆の一種で、中世特有の石造物と言われています。
この板碑は玄武岩を用いて作られたもので、頭部は斜めに仕上げられていますが、下部は銘文の一部と共に欠損しています。
上部中央にある径13センチの円相の中にバク(釈迦如来)を示す梵字を薬研彫りしています。
銘文は以下のとおりです。
右造立如件/聖中禅門/正平廿一年七(以下は欠失しています)
福岡市東区松島1-37 松島公園内

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松島六田地蔵菩薩


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正平廿一年銘梵字板碑


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厳重な鉄格子の奥に祀られています


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松島公園の片隅にあります


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南東方向に行くと松島小学校があります


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北西側は松島大橋に行きます


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同地内に松島区画整理記念碑もありました


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探しました。公園の片隅で、住宅に囲まれて外からは分かりません。






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