貞和五年銘梵字板碑
板碑とは供養のために建てられた石塔婆の一種で、中世特有の石造物と言われています。
この文殊堂境内の板碑は、結晶片岩を用いて造られたもので、高さ83cm、幅55cm。
正面上部に文殊菩薩(マン)を示す梵字を薬研彫しています。梵字の下には3行の銘文があり、貞和五年(1349年)供養のため建てられたこと等が記されています。
本板碑は堂内安置の文殊菩薩騎獅像(福岡市指定文化財)が、元弘3年(1333年)に造られたものであることと合わせ、福岡市における南北朝時代の政治状況を示した貴重な文化財です。
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